高齢者の生きがいになるサービスづくり【介護福祉士ブログ】

高齢者施設のエンタメ力

以前、カジノデイサービスについて本ブログでも取り上げましたが、高齢者施設のエンタメ性の必要性は二つの面にあるように思います。

一つはビジネス、もう一つは目の前の高齢者を楽しませるかということ。

何をやっているのか外部からわかりづらくブラックボックス化しやすい傾向が高齢者施設にはあり、選ぶ基準を持ちにくいように思います。

実際の働いている身としては入浴や食事、運動機能維持のための機能訓練などになり、残りの時間はただ過ごすだけになりがちですが、この空き時間になにを行なうかによって、施設の個性が出てくるのですが、利用者に選ばれるためには空き時間のエンタメ力は重要な要素になるのではないでしょうか。

介護施設は行政の下請け的な性質を持っていて、中継するケアマネージャーに紹介をもらわなければ利用者を獲得することは難しくなりますが、そのときに大切なのは、如何に世間に認知されているかということです。

先に紹介したカジノ式デイサービスは、特異な形態がニュースにもなり認知度はかなり高くなりました。

こちらの施設も一日中カジノ形式で遊びっぱなしというわけではなく、従来の介護サービスを行いながら、残りの時間にカジノ方式のサービスを行っているようです。

通常であれば、暇になりがちな空き時間をゲームをしながら過ごせるのであれば、利用する高齢者も楽しみながら時間を過ごせるのではないのでしょうか。

カジノがもつエンタメ力を、ビジネスと目の前の高齢者を楽しませるという二つの面に生かした好例だと考えますが、そういった設備を持たない我々のような施設はどうしていったらよいのでしょうか。

昔の遊びを用いたレクリエーションなどはありふれていて特色にはなりづらいし部分があるので、もっとニッチな部分を追ったエンタメを模索しているこの頃ですが、この記事を読んでみて勤めてる施設ではこんな変わったことをしているとか、新しいアイディアが思い浮かんで意見が欲しい方にはコメント欄を活用していただければ嬉しくおもいます。

また、こんな施設なら利用したいなどの意見もより良い施設が増えるきっかけになるかもしれないのでいただければ嬉しく思います。

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