痔はメンタルヘルスとも密接に関わっている

痔の原因として挙がりやすいのは、便秘、水分不足、運動不足、加齢、トイレに行けない環境だと思いますが、私の痔の原因は『拭きすぎ』でした。

最近では適切なお尻を拭く回数は”3回”だと言われています。

痔を患った当日の私が拭いていた回数は『トイレットペーパー半分を使うくらい』でした。

トイレに1時間ほどこもりずっと20分ほどはずっと拭き続けていました。

そうなると当然、脱肛や痔を繰り返ししまうという結果になりました。

拭きすぎていた根本は『臭わないか心配』という精神的な部分から来ており『臭ったらバカにされる、気持ちがわれるのではないか』という恐怖心でした。

これにより、いくら拭いても臭うのではないか?まだ拭き残しがあるのではないか?と何度も拭き続けてしまっていたのですが、この不安を払拭するために本来無意味な行動を繰り返してしまうことを『強迫性障害』と言います。

こうなると悪循環が始まります。

トイレに行くと拭くのが面倒→便秘になる→腸内環境が悪化しメンタルも悪くなる→強迫性障害が悪化する→便したときの臭いに対する恐怖心が強くなる→さらに拭きすぎるようになる→トイレに行くのがさらに面倒になる→…というような繰り返しになっていき、脱肛、痔などを引き起こす要因となっていきます。

痔およびメンタルの改善と付き合い方

まずはうんちの状態を良くする

適度な水分補給

一日2リットル目安ですが、総量よりも1時間にコップ一杯飲むなどこまめな水分補給がおすすめです。

カフェイン保有のものは常飲してしまうと不調につながるので、カフェインを含まない飲料がおすすめです。

-おすすめドリンク-

  • 水、白湯(60度以上は咽頭口頭ガンのリスクにつながります。少し冷ましてから飲みましょう。)
  • 麦茶
  • ルイボスティー(便秘気味の方は特におススメです。)
  • マテ茶(生活習慣病にも効果があるそうです。)

食物繊維を意識した食生活

便秘を改善するには食物繊維の多い食品を食べる様にしましょう。

食物繊維は不水溶性と水溶性に分けられます。

便秘には水溶性食物繊維が有効で多く保有する食品はキャベツやレタスなどの葉物野菜やりんごやオレンジなどの果物、根菜類ではじゃがいも、ごぼう、玉ねぎなどに多く含まれます。

特に便秘に有効なのは『イヌリン』と呼ばれる水溶性食物繊維です。

最近ではパッケージ化されて商品になっていることも多いですね。

上記した牛蒡、じゃがいも、玉ねぎに多く含まれているので食事に取り入れてみましょう。

発酵食品を積極的に摂る

腸内環境を良くするには発酵食品を多く食べることも有効です。

納豆や漬物、味噌、塩麹など日本には発酵由来の食品が多く存在します。

ご飯に納豆、お味噌汁と塩麹漬けの焼いたお魚に漬物のような“一汁三菜”の日本の朝食がお腹にとても良いメニューになります!

海外のもので言えばヨーグルトやキムチ、ピクルスなどが発酵食品にあたります。

毎日の献立におひとつ添えるようにしてみてはいかがでしょうか?

強迫性障害との付き合い方

経験がしている側からすると強迫性障害を治すのはとても難しいです。

なので治すというより付き合っていく方法を考えました。

今回のケースでは

  • そもそも多少の拭きのこしがあっても臭わない
  • あまりに気になるならお風呂で洗う
  • 拭く回数を決めておきそれ以上は拭かない

この3点を意識して自分を安心させたり、不安を煽らない様にしました。

痔との付き合い方

痔を改善するにはトップページにも記載してある『まめな水分補給』『運動』『温める』が有効です。

まめな水分補給は上記した通りコップ一杯の水を1時間に一回飲むことが有効です。

二つの目の運動に関しては“お腹周りを動かすこと””ある程度の時間の有酸素運動””腹圧を高められる筋トレ”が有効となってきます。

“お腹周りを動かすこと””ある程度の時間の有酸素運動”の二つの要素を持つのはウォーキングとジョギングです。

私の場合、時間としては30分以上継続して行うと効果がありました。これは個人差があると思うので自分にとってのベストを見つけてください。

“お腹周りを動かすこと””腹圧を高められる筋トレ”の二つを組み合わせると有効なのは腹筋と背筋のトレーニングです。

腹筋と背筋を同時に鍛えるには『プランク』が有効です。

膝をついた状態で四つん這いになり、膝を伸ばします。

頭から踵までが一直線になるように腰を浮かせそのままキープします。

初心者であれば1分キープできたらすごいというくらい意外と大変な運動ですが毎日の習慣にすると効果が出てくるので頑張りましょう。

もっとお手軽にできる方法があります。

それは『みぞおちを突き出すこと』です。

椅子や床に座った状態でみぞおちを突き出したり引っ込めたりするだけ。

腰痛があると痛みが出たりするので突き出し加減や突き出す方向(上に突き出す)を意識して調整すると腰痛があっても効果的に運動できます。

まとめ

痔とうまく付き合うには『メンタル』『水分』『食事』『運動』が大事!

プラスの要素としてウォシュレットやお尻拭きも取り入れていくと快適な痔生活を手に入れられますよ!

痔はなかなか治すことが難しいですが痔歴17年の私と一緒に頑張っていきましょう!

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